シンガポールのスタンダード・チャータード銀行は、大手デジタルバンキング・ソフトウェア・プロバイダーのMoneythorと提携し、新しいデータ駆動型SC Money Managerツールをリリースしました。
SC Money Manager は、銀行の主力モバイル バンキング アプリ内で、過去の傾向とパターンの全体的な概要、カテゴリ別の支出と収入の分析、カスタマイズ可能な予算、自動化されたパーソナライズされたアラート、状況に応じたナッジなど、一連のパーソナライズされた機能を提供することで、顧客の財務管理を改善することを目的としています。
Moneythor のデータ駆動型エンジンと豊富な API が導入され、すべての顧客の口座とカードにわたって AI を活用したデータ分析を統一的に提供し、銀行の新しいデジタル機能を可能にするパーソナライズされたコンテキスト インサイトを提供します。
マネーソーのCEO兼共同創設者であるオリビエ・ベルティエ氏は、この提携について次のように語っています。「シンガポールでの新たな展開で再びスタンダード・チャータード銀行と提携できることを嬉しく思います。インテリジェントなデジタルバンキング体験を顧客に提供し、金融の健康状態を改善することが、当社のソリューションの中核です。SCマネーマネージャーのようなツールで顧客のニーズを真に最優先に考えているスタンダード・チャータード銀行のように、このビジョンを共有する金融機関と協力できることは常に喜ばしいことです。」
スタンダードチャータード銀行のシンガポール、ASEAN、南アジアデジタルトランスフォーメーション担当マネージングディレクター兼デジタルバンキング責任者であるナウマン・バシール氏は、次のようにコメントしています。「当社は、お客様のデジタルバンキングのニーズと、財務管理を改善したいというお客様の継続的な願いをサポートするために、クラス最高のデジタルエクスペリエンスを提供することに注力しています。マネーソーとの提携により、銀行業務をより直感的でパーソナルなものにし、取引を少なくすることで、包括的なパッケージでこれを実現できます。この提携は、消費者をデジタルトランスフォーメーションの中心に据え、楽しいエクスペリエンスを創造するという銀行の重点を反映しています。」