日本ユニシスとの非独占的提携により、日本の金融機関のデジタルチャネル高度化支援を加速 スマートフォンの普及により、生活者は自らが求める情報をいつでも容易に入手することができるようになりました。商品・サービス選択の主体が生活者にシフトしていく中で、企業は自社のお客さまをより深く知り、長期的な関係性を構築・維持していくと同時に、自然なコミュニケーションを通じてお客さま自身も気づかない新たな価値提案を継続的に行っていくことが重要となっています。 とりわけ金融サービスにおいては日々の暮らしにおけるお得な情報や、結婚、子育て、老後資金への備えなど、お金との向き合い方に不安や関心が高まる中で、お客さまの生活環境やライフプランに寄り添ったサービスの提供が求められています。 Moneythor Pte. Ltd. (以下、マネーソー)では、統計的アルゴリズムや機械学習を用いて金融機関が有する膨大な取引データからお客さまの特性を自動で分析し、パーソナライズされたレコメンデーションやキャンペーン情報を最適なタイミングで配信できるエンジンを提供しています。金融機関においてデジタルチャネル上での顧客関係強化が重視され始められる中、より幅広い金融機関にマネーソー製品を活用いただき、より多くのお客様のお金の悩みを解決できるサービスをお届けするだけでなく、金融機関が次世代のサービスを展開する強力な支援体制を構築するため、日本ユニシスと非独占的な業務提携契約を締結する運びとなりました。 本連携において日本ユニシスは、マネーソーエンジンをクラウドサービスとしてご利用いただける環境を提供し、既存システム連携やレコメンデーション設計・効果分析など、本サービスの導入から業務活用までのサポートを提供します。マネーソーはDBS、Standard Chartered、ANZなど海外の大手金融機関における導入事例から蓄積されたナレッジで日本の金融機関のデジタルバンキングの次世代化をサポートいたします。 マネーソーのグループCEOであるオリビエ・ベルティエは、「パーソナライズとデータ駆動型のアプローチを可能にする我々のデジタルバンキングソリューションを日本市場に展開するパートナーとして日本ユニシスと提携できる事を嬉しく思います。日本ユニシスの最高クラスの統合ソリューションとMoneythor のユニークな組み込みトランザクションデータ分析およびナッジエンジンを組み合わせることにより、非常に魅力的なデジタルバンキングエクス ペリエンスを費用対効果高く、タイムリーに、より多くの日本の銀行およびお客様にもたらすことができます。」とコメントしています。 【Moneythorサービスの特徴】 ■ナッジ(注)に基づくレコメンドにより、お客さまの金融リテラシーをゆるやかに向上 統計的アルゴリズムや機械学習を用いて、金融機関が有する膨大な取引データからお客さまの消費パターンや資産状況を自動で分析し、使い過ぎに対するアラートや節約のアドバイス、余剰資産を活用した投資の促進など、お客さまの資産形成をレコメンデーションによって支援します。日常の消費行動にあわせて「ささやかな気付き(=ナッジ)」を与えることで、自然にお金との上手な付き合い方ができるようゆるやかに誘導します。単なる金融広告ではなく、お客さまの「ためになる」情報を提供することで、デジタルを介した企業とお客さまの接点を強化し、セールス機会を最大化します。 [...]